自己啓発
読み方
じこ けいはつ意味
自分自身の能力・知識・精神面などを、自らの意思と努力によって高めようとすること。学校や会社から強制される学習ではなく、読書・勉強・訓練・内省などを通じて、よりよい自分になることを目指す行為をいう。由来
「自己」は自分自身、「啓発」は知識や理解を開き導くことを意味する漢語。「啓発」は古く中国古典に由来する語で、日本でも近世以前から用例があるが、「自己啓発」という結合語は近代以降、とくに明治期以後の教育・思想語彙の中で広まり、20世紀後半にはビジネスや能力開発の文脈で一般化した。正確な成立年は不明。備考
現代ではビジネス・教育分野でよく使われる語。肯定的に用いられる一方、内容の薄い成功法則本や高額セミナーを連想して皮肉に使われることもある。例文
- 彼は毎朝一時間読書をして、自己啓発に努めている。
- 会社の研修だけに頼らず、自己啓発として英語と会計を学び始めた。
- 自己啓発の本を読むだけで満足せず、実際の行動に移すことが大切だ。
- 管理職には、部下の育成だけでなく自分自身の自己啓発も求められる。
- 彼女は資格取得を自己啓発の一環と考え、休日も勉強を続けている。
類義語
- 自己研鑽
- 自己改善
- 自己成長
- 能力開発
- 人格陶冶
- 自分磨き
対義語
- 自己放棄
- 自己否定
- 他力依存
- 現状維持
- 不学無術