老若貴賤
読み方
ろうにゃく きせん意味
年を取った人も若い人も、身分の高い人も低い人も、という意味。年齢や社会的身分の違いを問わず、あらゆる人々・すべての階層の人々を広く指す表現。多くは「老若貴賤を問わず」の形で用いられる。由来
「老若」は老人と若者、「貴賤」は身分の高い者と低い者を表す漢語で、相反する語を並べて全体を示す表現。特定の故事に基づく成語ではない。中国の漢文・仏典に見られる対句的な言い方が日本にも入り、古くから用いられたが、成立年・初出は不詳。日本では中世から近世にかけての漢文調の文章で広く見られる。備考
「老若男女」より硬く、文章語・演説調で使われる。現代では「貴賤」が身分差を前提とする古風な語なので、文脈によっては「身分や年齢を問わず」と言い換えると自然。例文
- この祭りには、老若貴賤を問わず多くの人々が集まる。
- 災害時には、老若貴賤の別なく助け合うことが大切だ。
- その教えは老若貴賤に受け入れられ、国中に広まった。
- 名医として知られた彼は、老若貴賤を選ばず患者を診た。
- 平和を願う気持ちは、老若貴賤を超えて共有されるものだ。
類義語
- 老若男女
- 男女老幼
- 貴賤上下
- 老幼貴賤
- 身分年齢を問わず
- あらゆる人々
- 万民