継往開来
読み方
けいおう かいらい意味
先人が築いた事業・思想・伝統を受け継ぎ、それを土台として未来を切り開くこと。過去をただ保存するだけでなく、継承した価値を生かして新しい発展へつなげるという意味で用いられる。由来
中国・南宋時代(12世紀、詳細な成立年は不明)の儒学者・朱熹(朱子)の文章に見える「継往聖、開来学」(過去の聖人の道を継ぎ、後世の学問を開く)に由来するとされる。日本では漢籍由来の四字熟語として、伝統の継承と未来の開拓を述べる語として用いられる。備考
式辞・校訓・社訓・記念事業の標語など、やや硬い場面で好まれる語。単なる保守ではなく、継承を踏まえた革新を含む点が特徴。例文
- 創立百周年を迎えた本学は、継往開来の精神で次の時代の教育を築いていく。
- 老舗企業が生き残るには、伝統を守るだけでなく継往開来の姿勢が欠かせない。
- 先人の研究成果を踏まえ、継往開来を旨として新しい理論を提案した。
- 文化財の保存活動は、単なる過去の保護ではなく、継往開来の営みでもある。
- 新社長は就任あいさつで、創業者の理念を受け継ぎながら継往開来を実現すると語った。
類義語
- 承前啓後
- 温故知新
- 温故知新
- 創業守成
対義語
- 因循守旧
- 旧態依然
- 墨守成規