終身雇用
読み方
しゅうしん こよう意味
企業が従業員を入社後から定年まで継続して雇うこと、またその慣行。日本の大企業で戦後に広まった雇用制度を指すことが多く、実際には「一生」ではなく、定年退職までの安定雇用を意味する。由来
「終身」は一生・生涯、「雇用」は人を雇って働かせることを意味する漢語の組み合わせ。制度としては、第二次世界大戦後の日本、特に1950年代から高度経済成長期の大企業で定着したとされる。語の成立時期は厳密には不明だが、1950年代後半以降、日本型経営を説明する言葉として広く用いられるようになった。備考
厳密には古典由来の成語というより、近現代の社会・経営用語。年功序列・企業別労働組合とともに日本型雇用慣行として説明されることが多い。例文
- かつての日本企業では、終身雇用を前提に社員を長期的に育成する仕組みが一般的だった。
- 終身雇用が崩れつつあると言われる一方で、安定した雇用を望む若者は今も多い。
- この会社は終身雇用を明文化してはいないが、定年まで勤める社員が非常に多い。
- 終身雇用と年功序列は、日本型経営を語るうえでよく一緒に取り上げられる。
- 成果主義の導入により、終身雇用を維持するだけでは人材の流動化に対応できなくなった。
類義語
- 長期雇用
- 長期安定雇用
- 定年雇用
- 年功序列型雇用
対義語
- 有期雇用
- 短期雇用
- 臨時雇用
- 非正規雇用
- 契約雇用