神算鬼謀
読み方
しんさん きぼう意味
神や鬼が考えたかのように、人知を超えて巧みで優れた計略・作戦のこと。相手の心理や状況を読み切り、常人には思いつかないほど精妙に事を運ぶ知略をたたえていう。由来
中国古典に由来する漢語表現だが、四字句としての具体的な初出や成立年代は未詳。「神算」は神のように的確な計算・はかりごと、「鬼謀」は鬼神のように人知を超えた謀略を意味し、古代中国の兵法・史書的な語感をもつ語が結びついたものと考えられる。備考
日常会話よりも文章語・歴史小説・評論などで使われる硬い表現。知略をほめる語だが、「謀」の字に策略・陰謀めいた響きもあるため文脈に注意。例文
- 劣勢を一夜で覆した将軍の作戦は、まさに神算鬼謀と呼ぶにふさわしい。
- 彼は市場の動きを読み切り、神算鬼謀の投資戦略で会社を救った。
- 敵の補給路まで計算に入れたその布陣には、参謀の神算鬼謀が光っていた。
- 一見偶然に見えた勝利も、実は彼女の神算鬼謀によって導かれたものだった。
- 交渉の場で相手に譲歩させた社長の手腕は、社員たちから神算鬼謀と評された。
類義語
- 神機妙算
- 奇策妙計
- 深謀遠慮
- 神算妙計
- 鬼謀神算
対義語
- 無策無謀
- 無為無策
- 拙策
- 凡策
- 猪突猛進