破竹之勢
読み方
はちく の いきおい意味
竹を割ると初めだけ力を入れれば、その後は一気に裂けることから、勢いが非常に強く、妨げるものがないさま。戦い・競争・事業・人気などが順調に進み、止められないほどの勢いを持つことをいう。由来
中国の正史『晋書』杜預伝に由来する。西晋の武将・杜預が呉を攻めた際、反対論に対して「今の勢いは竹を割るようなもので、数節を割れば刃を迎えるものがない」と述べた故事による。出来事は西晋による呉攻略の時期、280年ごろ。日本では漢籍受容を通じて用いられるようになったが、定着時期の詳細は不明。備考
現代では「破竹の勢い」と仮名交じりで書くのが一般的。「之」を用いる表記は漢文調で、文章語・格調ある表現として使われる。例文
- 新商品の売れ行きは破竹之勢で、発売から一週間で在庫がほぼ尽きた。
- そのチームは予選から決勝まで破竹之勢で勝ち進み、ついに優勝を果たした。
- 若手俳優の人気は破竹之勢で、出演作のオファーが相次いでいる。
- 改革案は社内の支持を得て、破竹之勢で各部署に広がっていった。
- 序盤で主導権を握った軍勢は、破竹之勢をもって敵陣へ進軍した。
類義語
- 飛ぶ鳥を落とす勢い
- 日の出の勢い
- 旭日昇天
- 快進撃
- 向かうところ敵なし
対義語
- 一進一退
- 悪戦苦闘
- 停滞不前
- 意気消沈
- 竜頭蛇尾