知者楽水
読み方
ちしゃ らくすい意味
知恵のある人は、水の流れのように物事に柔軟に対応し、変化を楽しむという意味。『仁者楽山』と対になり、知者は活動的でよく動き、状況に応じて判断する性質を水になぞらえていう。由来
中国の古典『論語』雍也篇の「知者楽水、仁者楽山。知者動、仁者静。知者楽、仁者寿」に由来する。『論語』は孔子の言行録で、成立は戦国時代ごろ、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろとされるが、正確な年代は未詳。「知者」は「智者」とも書く。備考
単独でも使うが、多くは『仁者楽山』と対句で用いられる。『知者』は『智者』とも表記され、訓読では『知者は水を楽しむ』という。例文
- 新しい市場の変化を恐れずに挑戦する彼の姿勢は、まさに知者楽水というべきだ。
- 知者楽水の精神で、固定観念にとらわれず柔軟に問題を解決したい。
- 旅先で出会う予想外の出来事を楽しめる人には、知者楽水の趣がある。
- 社長は知者楽水を座右の銘とし、時代の流れに合わせて事業を変えてきた。
- 山の静けさを愛する友人とは対照的に、私は知者楽水で、流動的な都会の生活に魅力を感じる。
類義語
- 智者楽水
- 知者不惑
- 知者は水を楽しむ
対義語
- 無知蒙昧
- 愚昧無知