皆大歓喜
読み方
かいだい かんぎ意味
その場にいる人々、または関係者全員が大いに喜ぶこと。仏教語としては、仏の教えを聞いた者たちが深く喜び、ありがたく受け入れるさまを表す。一般には「皆がたいへん喜ぶ」という意味で用いられる。由来
仏典漢訳に由来する語。経典の末尾などに見える「皆大歓喜、信受奉行」などの句から広まった。代表例として、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』(後秦・弘始8年、406年頃)にも同趣旨の表現が見られる。日本へは仏教伝来以後、経典読誦や漢文訓読を通じて受容された。備考
仏教語・漢文調の硬い表現で、日常会話ではやや大げさ。式典、文章、歴史・宗教関係の文脈で用いられやすい。例文
- 長年の研究がついに実を結び、発表会場は皆大歓喜の雰囲気に包まれた。
- 地元チームが劇的な逆転勝利を収め、商店街の人々は皆大歓喜した。
- 難工事だった橋が無事に完成し、住民も関係者も皆大歓喜で式典を迎えた。
- 師の言葉に励まされた弟子たちは、まさに皆大歓喜の面持ちで稽古場を後にした。
- 新薬の効果が確認されたとの知らせに、患者の家族たちは皆大歓喜した。
類義語
- 欣喜雀躍
- 狂喜乱舞
- 歓天喜地
- 喜色満面
- 大喜び
対義語
- 意気消沈
- 失望落胆
- 悲嘆沈鬱
- 愁眉苦顔