百年大計
読み方
ひゃくねん たいけい意味
百年先までも見通して立てるような、長期的で根本的な大きな計画のこと。特に国家・社会・組織の将来を左右する教育、人材育成、都市づくり、制度設計などについて、目先の損得にとらわれず進めるべき重要な構想を指す。由来
「百年」は非常に長い年月、「大計」は大きな計画を意味する。古代中国の思想書『管子』権修篇に見える「一年之計、莫如樹穀;十年之計、莫如樹木;終身之計、莫如樹人」など、人を育てる長期的視点を説く思想に関連するとされる。『管子』は戦国時代から前漢期ごろ(紀元前4〜前2世紀ごろ)に成立したと考えられるが、日本語の四字熟語としての定着時期は不詳。備考
「教育は国家百年の大計」という形でよく用いられる。改まった文章・演説・政策論で使われ、日常会話ではやや硬い表現。例文
- 教育改革は百年大計であり、政権が変わるたびに方針を揺らすべきではない。
- この都市開発は単なる再開発ではなく、次世代の暮らしを見据えた百年大計だ。
- 人材育成を百年大計と考え、会社は若手への投資を惜しまなかった。
- 環境政策は短期的な経済効果だけでなく、百年大計の視点から議論する必要がある。
- 大学の新キャンパス建設は、地域社会と学問の未来を支える百年大計として進められている。
類義語
- 長期計画
- 遠大な計画
- 長期的構想
- 国家百年の計
- 百年の計
- 長期ビジョン
対義語
- 目先の利益
- 短期決戦
- 場当たり主義
- その場しのぎ
- 近視眼的方策