白面書生
読み方
はくめん しょせい意味
年が若く、実務経験や世間経験に乏しい読書人・知識人のこと。学問や理屈には通じていても、現実の物事への対応力や実践経験が不足している人を、やや批判的・軽侮的にいう表現。由来
中国の史書『宋書』「沈慶之伝」に見える語に由来する。南朝宋の将軍・沈慶之が、実戦を知らない若い文人たちを「白面書生」と評した故事による。「白面」は日に焼けていない白い顔、「書生」は学問をする若者の意。『宋書』は南朝梁の沈約により5世紀末ごろ、488年ごろに成立したとされる。備考
多くは男性の若い知識人を指し、褒め言葉ではなく「経験不足」と批判する語。現代ではやや硬い表現で、文章語・評論調で用いられることが多い。例文
- 彼は理論には詳しいが、現場ではまだ白面書生にすぎない。
- 白面書生の意見だと笑われないよう、まずは実務を学ぶことにした。
- 社長は、白面書生の机上の空論では会社は動かせないと言った。
- 若いころの私は白面書生で、世の中の厳しさを何も知らなかった。
- 白面書生と侮られていた彼だが、経験を積んで信頼される指導者になった。
類義語
- 青二才
- 書生論
- 机上論者
- 世間知らず
- 若輩者
対義語
- 老成練達
- 百戦錬磨
- 海千山千
- 経験豊富