発奮興起
読み方
はっぷん こうき意味
強い刺激や決意によって心を奮い立たせ、物事を成し遂げようとして勢いよく立ち上がること。失敗・屈辱・目標などをきっかけに、やる気を高めて行動を起こす場合に用いる。由来
特定の故事や出典は明確ではなく、成立年も不詳。「発奮」は心を奮い起こすこと、「興起」は勢いよく起こり立つことを表す漢語で、同義に近い二語を重ねて意味を強めた成語。漢籍由来の語要素をもとに、日本でも近世後期から近代以降の文章語・教訓的表現として用いられたと考えられる。備考
やや硬い文章語で、日常会話では「奮起する」「やる気を出す」の方が自然。個人にも集団にも使えるが、前向きに立ち上がる文脈で用いる。例文
- 受験に一度失敗した彼は、発奮興起して翌年には第一志望校に合格した。
- 会社の危機を前に、社員全員が発奮興起して新しい事業に取り組んだ。
- 監督の厳しい言葉に選手たちは発奮興起し、次の試合で見事な勝利を収めた。
- 地方の衰退を嘆くだけでなく、住民が発奮興起して町おこしを始めた。
- 屈辱的な評価を受けたことが、彼女を発奮興起させる大きなきっかけとなった。
類義語
- 奮起一番
- 一念発起
- 発憤忘食
- 奮励努力
- 意気軒昂
対義語
- 意気消沈
- 戦意喪失
- 失意落胆
- 萎靡沈滞