痛快淋漓
読み方
つうかい りんり意味
胸のすくような快さが十分にあふれ出ているさま。発言・文章・勝負・行動などが遠慮なく勢いよく展開し、見聞きする人に強い爽快感や満足感を与えることをいう。由来
中国語の成語「痛快淋漓」に由来する。「痛快」は胸がすくほど気持ちよいこと、「淋漓」は水・血・墨などがしたたりあふれるさまを表し、転じて勢いや感情が十分に発揮される意になった。特定の故事に基づく語ではなく、成立時期・初出は不詳。日本では近代以降の漢文調の評論・文学的文章などで用例が見られる。備考
やや硬く文学的・評論的な表現。「痛快淋漓たる〜」「痛快淋漓な〜」の形で、弁舌・文章・勝利・復讐劇などを評する際に使われる。例文
- 彼の討論での反論は痛快淋漓で、会場から大きな拍手が起こった。
- 弱小チームが王者を破った試合は、まさに痛快淋漓な逆転劇だった。
- その作家の風刺文は痛快淋漓としていて、読後に胸のつかえが下りる。
- 長年の不正を暴いた記者会見は、痛快淋漓たる内容だった。
- 主人公が悪徳商人をやり込める場面は痛快淋漓で、観客を大いに沸かせた。
類義語
- 痛快無比
- 痛快至極
- 愉快爽快
- 快哉を叫ぶ
- 溜飲が下がる
対義語
- 隔靴掻痒
- 不完全燃焼
- 欲求不満
- 鬱屈不平
- 意気消沈