異口同声
読み方
いく どうせい意味
多くの人が、口々に同じことを言うこと。人々の意見・評価・証言などが一致しているさまを表す。単に同時に声を出すというより、「皆がそろって同じ見解を示す」という意味で使われる。由来
中国古典に由来する成語で、「異口」はそれぞれ別の口、つまり多くの人の口を指し、「同声」は同じ声・同じ発言を意味する。古くは仏典や漢籍の表現として用いられ、日本には漢文訓読・漢籍受容を通じて伝わった。成立の正確な年代は不明だが、中国の古代〜中世の漢文表現に基づく。備考
「異口同音」とほぼ同義。「異口同声」も辞書に載る標準的表現だが、現代では「異口同音」の方がやや一般的に使われる。例文
- 参加者は異口同声に、その企画は続けるべきだと言った。
- 新しい校長先生について、生徒たちは異口同声に親しみやすい人だと評した。
- 事故の目撃者は異口同声に、車が赤信号を無視したと証言した。
- 社員たちは異口同声に、職場環境の改善を求めた。
- 試作品を試した人々は異口同声に、使いやすいと感想を述べた。
類義語
- 口をそろえて
- 衆口一致
- 満場一致
- 同音異口
- 異口同音
対義語
- 異論百出
- 議論百出
- 賛否両論
- 各人各説