生死肉骨
読み方
せいし にくこつ意味
死にかけた人を生き返らせ、骨だけのものに肉をつけるほどの大きな恩恵を施すこと。転じて、絶望的な状況にある人や物事を救い、再生させるような非常に大きな助力・恩義をいう。由来
中国の古典『春秋左氏伝』に見える「生死而肉骨」(死せるものを生かし、骨に肉をつける意)に由来するとされる。『左氏伝』は春秋時代の事跡を記した歴史書で、成立は戦国時代、紀元前4世紀頃とされるが、正確な成立年は不明。備考
非常に文語的・漢文調の表現で、日常会話ではほとんど使われない。主に文章語で、深い恩義や劇的な救済を強調する際に用いられる。例文
- 倒産寸前だった会社に資金と人材を提供した彼の支援は、まさに生死肉骨の恩であった。
- 災害で全てを失った村に対する全国からの援助は、生死肉骨ともいえる大きな力になった。
- 師の一言がなければ私は研究を諦めていたので、その助言を生死肉骨の恩として忘れない。
- 新薬の開発は、重い病に苦しむ患者たちにとって生死肉骨の希望となった。
- 彼は恩人から受けた生死肉骨の助けに報いるため、生涯を社会貢献に捧げた。
類義語
- 起死回生
- 救死扶傷
- 再生之恩
- 活殺自在
- 大恩大徳
対義語
- 見殺し
- 恩知らず
- 薄情寡義