玉堂金馬
読み方
ぎょくどう きんば意味
立派な宮殿や朝廷の官署、またそこに仕えて高い官職や富貴を得た境遇をいう。転じて、栄達して権勢・名誉・財産に恵まれた華やかな身分や生活を表す。由来
中国の宮廷語に由来する。「玉堂」は玉で飾ったように美しい御殿・官署、「金馬」は前漢の宮殿にあった金馬門を指し、学者や文人が詔を待った場所とされた。語としての成立年は不詳だが、素材となる語は前漢時代(紀元前2〜1世紀ごろ)の宮廷制度・文献にさかのぼる。備考
現代会話ではまれで、漢詩・歴史小説・評論などで用いられる雅語。「金馬玉堂」と同義で、こちらの形のほうが見かけることも多い。例文
- 苦学の末に科挙に及第し、彼は玉堂金馬の身となった。
- 玉堂金馬にあっても、彼は故郷の貧しい暮らしを忘れなかった。
- その家は代々高官を出し、玉堂金馬の栄えを誇った。
- 詩人は玉堂金馬を望まず、山里で静かに暮らす道を選んだ。
- 玉堂金馬の華やかさも、政変ひとつで失われることがある。
類義語
- 金馬玉堂
- 富貴栄華
- 高官厚禄
- 立身出世
- 栄華栄達
対義語
- 無位無官
- 布衣草莽
- 貧賤困窮
- 落魄困窮