潔身自好
読み方
けっしん じこう意味
自分の身を清く保ち、節操や品位を守って、俗悪なこと・不正なことに関わらないこと。世間とむやみに妥協せず、潔白な生き方を貫く態度をいう。文脈によっては、他人や社会から距離を置き、自分だけ清くあろうとする姿勢を含むこともある。由来
中国の古典に由来する漢語成語。『孟子』万章上(戦国時代末期、前4〜前3世紀頃)に見える「其の身を潔くす」という発想など、身を清く保つ儒家的な倫理観を背景に、「潔身」と「自好」が結びついて成語化したとされる。日本での定着時期は不詳。備考
褒め言葉として使われる一方、社会参加を避けて自分だけ清く保つ態度をやや批判的にいう場合もある。硬い文章語で、日常会話ではあまり頻繁ではない。例文
- 彼は政界の利権争いから距離を置き、潔身自好の態度を貫いた。
- 不正な取引を持ちかけられても、彼女は潔身自好を信条として断った。
- 潔身自好は立派だが、現場の苦労を知らずに批判するだけでは説得力がない。
- その学者は権力に迎合せず、潔身自好の研究生活を送った。
- 会社全体が談合に傾く中で、彼だけは潔身自好を守ろうとした。
類義語
- 清廉潔白
- 志操堅固
- 独善其身
- 狷介孤高
対義語
- 同流合汚
- 随波逐流
- 付和雷同
- 阿諛追従