清規戒律
読み方
せいき かいりつ意味
仏教、特に僧侶や寺院生活において守るべき細かな規則・戒めのこと。転じて、日常生活や組織内で厳格に守らせる規則や、自由を制限するような堅苦しい決まりを指す場合もある。由来
成立年代は不詳。仏教語で、「清規」は禅宗寺院での生活規則を指し、中国唐代の禅僧・百丈懐海(749〜814)が定めたとされる「百丈清規」に由来する。「戒律」は古代インド仏教以来の僧尼が守る戒めと規範を意味し、両語を重ねて寺院内の厳格な規則全般を表すようになった。日本では仏教伝来後、特に禅宗の制度とともに用いられた。備考
本来は仏教・禅宗の語。現代では比喩的に「厳しすぎる規則」というやや批判的な文脈でも使われる。例文
- 修行僧たちは、清規戒律に従って夜明け前から坐禅を始める。
- この寺では、食事の作法から掃除の手順まで清規戒律が細かく定められている。
- 彼は自由な社風を期待して入社したが、実際には清規戒律のような社内規定に戸惑った。
- 清規戒律を守ることは、単なる形式ではなく心を整えるための修行でもある。
- あまりに清規戒律を押しつけると、若い人たちはかえって反発してしまうだろう。
類義語
- 戒律清規
- 規矩準縄
- 金科玉条
- 厳格な規律
- 寺院の規則
対義語
- 自由奔放
- 放縦無頼
- 無規律
- 放逸