汗顔無地
読み方
かんがん むち意味
ひどく恥じ入って、顔に汗をかき、身の置きどころもないほど恐縮すること。自分の失敗・不徳・不面目を強く恥じ、相手や世間に対して面目が立たないという気持ちを表す。由来
「汗顔」は恥ずかしさで顔に汗をかくこと、「無地」は身を置く場所がないことを意味する漢語。中国由来の成句とされるが、特定の初出文献や成立年は未詳。日本では漢文調・文章語として近世から近代以降の文献で用例が見られる。備考
非常に硬い文章語で、日常会話では「恥ずかしい」「穴があったら入りたい」が自然。謝罪文・回想・改まった文章で用いられる。例文
- 不注意で大切な資料を紛失し、上司の前で汗顔無地の思いだった。
- 皆の努力を無駄にするような判断をしてしまい、今さらながら汗顔無地である。
- 恩師に誤字だらけの原稿を送ってしまい、指摘を受けて汗顔無地となった。
- 過去の無礼な発言を思い出すたび、汗顔無地の念に堪えない。
- 期待に応えられなかったことを詫びながら、彼は汗顔無地の表情で頭を下げた。
類義語
- 羞愧難当
- 慚愧に堪えない
- 赤面汗顔
- 面目無い
- 穴があったら入りたい
対義語
- 厚顔無恥
- 傍若無人
- 平然自若
- 泰然自若