氷清玉潔
読み方
ひょうせい ぎょっけつ意味
氷のように澄みきって清らかで、玉のようにけがれがなく潔いこと。主に人の心や人格、行いが非常に清廉で、私欲や不正に染まっていないさまを表す。由来
中国の成語「冰清玉潔」に由来する。前漢の司馬遷『与摯伯陵書』(紀元前1世紀ごろ)に「冰清玉潔」と見えるとされ、氷の透明な清さと玉の美しくけがれない性質を重ねて、高潔な人格をたたえた表現。日本では「冰」を常用字体の「氷」として「氷清玉潔」と書く。備考
日常会話ではかなり硬い表現で、人物評・弔辞・文学的文章などで用いられる。外見の清潔さより、人格や精神の高潔さをいう。例文
- 彼は権力に近い立場にありながら、私利私欲に流されない氷清玉潔の人物として知られている。
- 氷清玉潔を貫いたその政治家の姿勢は、今も多くの市民に尊敬されている。
- 師の生涯はまさに氷清玉潔で、名誉や金銭よりも真理を求め続けた。
- 彼女の作品には、作者の氷清玉潔な精神が静かににじみ出ている。
- どれほど疑われても、彼の氷清玉潔な行いはやがて周囲に認められた。
類義語
- 清廉潔白
- 純真無垢
- 清浄無垢
- 品行方正
- 玉潔氷清
対義語
- 不正腐敗
- 汚濁腐敗
- 貪官汚吏
- 不潔不浄