水落石出
読み方
すいらく せきしゅつ意味
水が引くと底の石が現れるように、隠れていた事実や真相が、時がたつにつれて自然に明らかになること。特に、事件・疑惑・論争などの内幕が解明される場合に用いる。由来
中国・北宋の文人、蘇軾の『後赤壁賦』(1082年)にある「山高月小、水落石出」に由来する。もとは秋冬に水位が下がって石が現れる景色を詠んだ語で、のちに「隠れた真相が明らかになる」という比喩的意味で使われるようになった。なお、欧陽脩『酔翁亭記』(1046年)にも近い表現「水落而石出」が見える。備考
やや硬い文章語・漢文調の表現。日常会話では「真相が明らかになる」「事実が判明する」の方が自然。自然描写の原義で使われることもある。例文
- 長年未解決だった汚職事件も、関係者の証言によってついに水落石出となった。
- 帳簿を一つ一つ照合していけば、資金流用の真相は水落石出となるだろう。
- 噂だけが先行していたが、第三者委員会の調査で水落石出の結果を迎えた。
- 彼女がなぜ突然退職したのか、後日公開された資料によって水落石出となった。
- 証拠が不足している今は断定できないが、時間がたてば水落石出になるはずだ。
類義語
- 真相露見
- 事実判明
- 疑惑解明
- 明々白々
- 白日の下に晒される
対義語
- 五里霧中
- 暗中模索
- 有耶無耶
- 真相不明
- 曖昧模糊