水火不辞
読み方
すいか ふじ意味
水に入り火に入るような危険や苦難であっても、ためらわず引き受けること。命に関わるほど困難な任務や、つらい状況をもいとわない強い覚悟・献身を表す。由来
「水火」は水難や火災、転じて非常な危険や苦難を表し、「不辞」は辞退しない・避けないという意味。漢文由来の語構成だが、「水火不辞」そのものの明確な初出や成立年代は不詳。古代中国の文献に多い「水火を避けず」「湯火に赴く」類の表現と同系統で、日本でも漢語的な四字熟語として用いられる。備考
日常会話ではやや硬く、文章語・訓示・演説向き。忠誠や献身を強調する一方、無理や自己犠牲を美化しすぎない文脈配慮が必要。例文
- 彼は恩師のためなら水火不辞の覚悟で助けに行くと言った。
- 救助隊員たちは水火不辞の精神で被災地へ向かった。
- 会社の再建に向け、社長は水火不辞で交渉に臨んだ。
- 仲間を守るため、彼女は水火不辞の決意を固めた。
- 水火不辞とはいえ、無謀な行動と勇気は区別しなければならない。
類義語
- 赴湯蹈火
- 不惜身命
- 粉骨砕身
- 身命を賭す
- 命を惜しまない
対義語
- 危険回避
- 自己保身
- 保身
- 安全第一
- 尻込み