死活問題
読み方
しかつ もんだい意味
生きるか死ぬか、または組織・事業・生活などが存続できるかどうかにかかわるほど重大な問題。単に重要というだけでなく、失敗すれば大きな損害や破綻につながる切迫した事柄を指す。由来
「死活」は漢籍に由来する漢語で、生死・存亡を意味する。囲碁では石の一団が生きるか死ぬかを表す語としても用いられた。「問題」と結びついた「死活問題」は近代以降の日本語で広まり、明治期(19世紀末ごろ)から新聞・論説などで社会・経済上の重大事を表す語として使われたとみられるが、初出年は不明。備考
ビジネス、政治、生活、医療など幅広い場面で使う。やや硬い表現で、単なる不便や軽い不満に使うと大げさに聞こえることがある。例文
- 原材料費の高騰は、中小企業にとって死活問題だ。
- この地域では水不足が農業の死活問題になっている。
- 通勤路線の廃止は、車を持たない住民にとって死活問題である。
- フリーランスにとって、継続的に仕事を得られるかどうかは死活問題だ。
- セキュリティ対策の遅れは、顧客情報を扱う会社にとって死活問題となり得る。
類義語
- 存亡の機
- 重大問題
- 一大事
- 死命を制する問題
- 命にかかわる問題
- 存続にかかわる問題
対義語
- 些細な問題
- 取るに足らない問題
- 枝葉末節
- 瑣末な事柄