歳月不待
読み方
さいげつ ふたい意味
年月や時間は人の都合を待ってはくれず、絶えず過ぎ去っていくということ。特に、若い時期や好機は二度と戻らないので、今を大切にして努力すべきだという戒めとして用いられる。由来
中国・東晋の詩人、陶淵明(陶潜)の詩「雑詩」にある句「盛年不重来、一日難再晨、及時当勉励、歳月不待人」に由来する。「歳月人を待たず」と訓読され、日本でも広く知られる。成立は東晋末期、5世紀初めごろとされる。備考
一般には「歳月人を待たず」の形がより有名。漢文調で硬い表現のため、日常会話より文章・訓示・スピーチで使われやすい。例文
- 歳月不待というように、やりたい勉強があるなら今日から始めるべきだ。
- 若いころの時間は貴重だ。歳月不待を胸に、彼は留学の準備を急いだ。
- 定年後に後悔しないよう、歳月不待の思いで毎日を大切に過ごしている。
- 歳月不待とはよく言ったもので、子どもたちはあっという間に成長してしまった。
- 好機は何度も訪れない。歳月不待を忘れず、今できることに全力を尽くそう。
類義語
- 歳月人を待たず
- 光陰矢の如し
- 光陰流水
- 烏兎匆匆
- 一刻千金
対義語
- 悠々自適
- 一刻千金を軽んじる態度