本領発揮
読み方
ほんりょう はっき意味
その人・物が本来備えている能力、特長、持ち味を十分に表に出して働かせること。特に、得意な場面や重要な局面で、ふだん以上に力を出し、期待どおり、または期待以上の成果を示す場合に用いる。由来
「本領」はもともと「本来の領地」を指し、転じて「本来の性質・能力・持ち味」を意味するようになった語。「発揮」は「内にある力や性質を外に現し出す」の意。両語を合わせた熟語で、特定の故事に由来するものではない。成立時期は厳密には不明だが、近代以降に一般化した表現と考えられる。備考
人だけでなく、道具・機械・制度・作品などにも使える。肯定的な文脈が中心で、「本領を発揮する」の形が最も自然。例文
- 決勝戦で彼は本領発揮し、チームを優勝へ導いた。
- 新しい企画では、彼女の分析力が本領発揮されている。
- このカメラは夜景撮影でこそ本領発揮する。
- 緊張していた新人も、得意分野の説明になると本領発揮した。
- 経験豊富な職人は、難しい修理の場面で本領発揮する。
類義語
- 実力発揮
- 真価発揮
- 面目躍如
- 腕前披露
- 持ち味を出す
対義語
- 実力不発
- 期待外れ
- 空回り
- 力量不足