本家本元
読み方
ほんけ ほんもと意味
物事の起こりとなった、いちばん大もとの存在や場所。また、ある流派・商売・芸能などで、正統な系統を受け継ぐ中心的な家・団体・人物を指す。単なる「元祖」よりも、由緒や権威を伴って「本当の本元」であることを強調する語。由来
「本家」は分家に対する中心の家・主家を指す語で、家制度や同族集団の意識が強かった中世から近世にかけて広く用いられた。「本元」は物事の根本・起源の意。二つを重ねて「由緒ある大もと」を強調した語で、成立時期の厳密な年は不明だが、近世以降の用法と考えられる。備考
「本家」と「本元」を重ねた強調表現。飲食店・芸能・流派・ブランドなどで「正統」「元祖」を示す際に使うが、宣伝文句として用いられることも多い。例文
- この店こそ、当地の味噌ラーメンの本家本元だと言われている。
- 彼の一族は、その武術流派の本家本元として知られている。
- 似たような商品は多いが、本家本元の品質にはまだ及ばない。
- 祭りの本家本元を訪ねるため、発祥の村まで足を延ばした。
- その芸風を語るなら、まず本家本元の師匠の舞台を見ておくべきだ。
類義語
- 元祖
- 宗家
- 発祥元
- 源流
- 本場
- 正統派
対義語
- 分家
- 亜流
- 末流
- 模倣
- 後発