曲意逢迎
読み方
きょくい ほうげい意味
自分の本心や信念を曲げて、相手の機嫌を取ったり意向に合わせたりすること。特に、権力者や上位者に気に入られようとして、へつらい迎合する態度をいう。由来
「曲意」は自分の意志・考えを曲げること、「逢迎」は人を迎えて機嫌を取ること。中国由来の漢語成句で、明代(14世紀ごろ成立)の小説『三国志演義』などに用例が見られる。ただし、語の正確な初出年は不詳。備考
かなり硬い書き言葉で、日常会話では「へつらう」「迎合する」の方が自然。批判的・否定的な文脈で使われることが多い。例文
- 彼は上司に曲意逢迎するばかりで、自分の意見をまったく言わない。
- 政治家が有権者の顔色をうかがい、曲意逢迎に終始するようでは信頼を失う。
- 研究者として大切なのは、権威に曲意逢迎せず、事実に基づいて論じる姿勢だ。
- 取引先に曲意逢迎して無理な条件をのめば、いずれ自社の首を絞めることになる。
- 彼女は曲意逢迎を嫌い、たとえ相手が社長でも必要な反論は率直に述べた。
類義語
- 阿諛追従
- 阿諛迎合
- 追従迎合
- 趨炎附勢
- 付和雷同
対義語
- 直言敢諫
- 剛直不屈
- 志操堅固
- 不撓不屈