時節到来
読み方
じせつ とうらい意味
よい時機・好都合な機会がついに巡って来ること。長く待っていた物事を始めたり、計画を実行に移したりするのにふさわしい時が来た、という意味で用いる。由来
「時節」は時期・季節・機会、「到来」はやって来ることを表す漢語で、二語を合わせて「ふさわしい時が来る」の意になったもの。特定の故事に基づく成語ではなく、成立時期は不詳。近世以降の文献や近代の文章語で広く用いられるようになったと考えられる。備考
やや改まった文章語・演説調の表現。単なる「時が来た」より、好機や機運が熟したという前向きなニュアンスが強い。例文
- 長年温めてきた事業計画を、時節到来と見て実行に移した。
- 世論の支持が高まり、改革派は時節到来を感じて新法案を提出した。
- 技術と資金がそろった今こそ、海外進出には時節到来だ。
- 彼は十年の修業を終え、独立開業の時節到来を静かに待っていた。
- 景気が回復し始めたため、会社は新製品発売の時節到来と判断した。
類義語
- 好機到来
- 機運到来
- 時機到来
- 千載一遇
- 機が熟す
対義語
- 時期尚早
- 時機未到
- 機運未熟