旧雨今雨
読み方
きゅうう こんう意味
昔からの友人と新しくできた友人のこと。また、広く交友関係にある人々を指す。特に、古い知己と新しい知己をあわせていう表現で、手紙文や改まった文章で用いられることが多い。由来
中国・唐代、8世紀の詩人杜甫の文章「秋述」に見える故事に由来する。杜甫が長安で病み、雨が多く貧窮していた時、かつては雨でも訪ねて来た客が、今は雨になると来なくなった、という趣旨の記述から「旧雨」が旧友、「今雨」が新しい交友を表すようになった。備考
「雨」は実際の天候ではなく故事に基づく比喩。日常会話では少なく、挨拶文・回想文・式辞など改まった文脈に向く。例文
- 同窓会には旧雨今雨の友が集まり、会場は終始にぎやかだった。
- 退職の挨拶状には、旧雨今雨の皆様への感謝の言葉が丁寧につづられていた。
- 彼の個展には旧雨今雨の知人が訪れ、作品について語り合った。
- 創業記念の宴では、旧雨今雨の関係者が一堂に会した。
- 旧雨今雨の支えがあったからこそ、彼女は困難な時期を乗り越えられた。
類義語
- 旧知新知
- 旧友新友
- 知己朋友
- 朋友知己
対義語
- 孤立無援
- 天涯孤独
- 無縁孤独