日理万機
読み方
にちり ばんき意味
天子・君主・最高権力者などが、毎日非常に多くの重要な政務や案件を処理すること。転じて、指導的立場の人が休む間もなく多方面の職務に当たるさまをいう。由来
「万機」は国家の無数の重要な政務の意。古代中国の経書『書経』皐陶謨に見える「一日二日万幾」に由来するとされる。『書経』の成立は諸説あるが、戦国時代から前漢期(紀元前4〜前2世紀ごろ)に編纂・整理されたと考えられる。備考
本来は君主や天子の政務についていう格式高い表現。現代では首相・社長などにも比喩的に使えるが、日常会話ではやや硬く古風。例文
- 国王は日理万機の身でありながら、被災地の視察にも自ら赴いた。
- 首相は日理万機の政務をこなしつつ、外交交渉の準備にも時間を割いた。
- 社長は日理万機の忙しさの中でも、社員の声に耳を傾けることを忘れない。
- 日理万機の立場にある者ほど、側近の助言を冷静に聞く姿勢が求められる。
- 彼は日理万機を理由に会議を欠席したが、重要案件には必ず目を通していた。
類義語
- 宵衣旰食
- 政務多端
- 多事多端
- 繁劇多忙
- 席不暇暖
対義語
- 無為無策
- 拱手傍観
- 閑職閑居