断機之戒
読み方
だんき の いましめ意味
学問や仕事を途中で投げ出しては、それまでの努力が無駄になるという戒め。特に、勉学は最後まで継続してこそ意味がある、という教訓を表す。途中でやめることの愚かさを説く言葉。由来
中国の戦国時代の思想家・孟子にまつわる故事に由来する。孟子が学業を途中でやめて帰宅した際、母が織りかけの布を断ち切り、学問を中断すればこの布と同じく役に立たないと諭したという話による。故事は前漢時代、紀元前1世紀ごろの劉向『列女伝』などに見えるが、成語として定着した正確な時期は不明。備考
「之」は漢文訓読で「の」と読む。日常会話ではやや硬く、「断機の戒め」「孟母断機」の形でも使われる。教育・勉学の文脈で特に多い。例文
- 先生は、受験勉強を投げ出そうとする私に断機之戒を説いた。
- 資格取得の勉強は長期戦なので、断機之戒を胸に毎日少しずつ続けている。
- 研究が思うように進まなくても、断機之戒を忘れず最後までやり抜くべきだ。
- 部活動を途中でやめたいと言う弟に、母は断機之戒の故事を話して励ました。
- 新入社員研修では、基礎を途中でおろそかにしないよう断機之戒が紹介された。
類義語
- 孟母断機
- 孟母三遷
- 継続は力なり
- 初志貫徹
- 勉学精励
対義語
- 中途半端
- 半途而廃
- 中途放棄
- 三日坊主