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断悪修善

読み方

だんあく しゅぜん

意味

悪い行い・悪い心を断ち切り、善い行いを積み重ねること。仏教で、戒めを守り修行する基本姿勢を表す語で、日常的には「悪習をやめ、正しい行いを実践する」という意味にも用いられる。

由来

成立年は不詳。仏教語で、「悪を断つ」断悪と「善を修める」修善を合わせた語。根本思想は『法句経』などに見える「諸悪莫作、衆善奉行」(もろもろの悪をなさず、善を行う)に通じる。中国訳仏典を経て日本に伝わり、仏教が定着した奈良時代以降、戒律・修行の言葉として用いられた。

備考

仏教色の強い硬い語で、日常会話より法話・説教・道徳的文脈で使われる。類語「廃悪修善」「止悪修善」も同趣旨。

例文

  • 僧は法話で、断悪修善こそ日々の修行の要であると説いた。
  • 彼は過去の過ちを悔い、断悪修善の思いで生活を改めた。
  • 学校の道徳の授業では、断悪修善に通じる考え方として、悪いことを避け善い行いを選ぶ大切さを学んだ。
  • 断悪修善は寺院の標語にとどまらず、社会生活を正すための指針にもなる。
  • 新年にあたり、私は怠惰な習慣を捨て、断悪修善を心がけることにした。

類義語

  • 廃悪修善
  • 止悪修善
  • 諸悪莫作
  • 衆善奉行
  • 改過自新

対義語

  • 作悪無善
  • 悪行三昧

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