斗折蛇行
読み方
とせつ だこう意味
道や川などが、北斗七星の柄のように折れ曲がり、蛇が進むようにくねくねと曲がって続いていること。地形や流れの複雑な曲がり方を表す語で、比喩的に物事の進み方が曲がりくねるさまにも用いられる。由来
中国・唐代の文人、柳宗元の散文「小石潭記」にある「斗折蛇行、明滅可見」に由来する。柳宗元が永州に左遷されていた時期の作品で、成立はおよそ9世紀初頭、一般に809年前後とされる。「斗」は北斗七星、「蛇行」は蛇のように進む意。備考
文章語・漢文調の硬い表現。日常会話では「くねくね曲がる」「蛇行する」が一般的。自然描写や紀行文、文学的な文章で使われやすい。例文
- 山中の小道は斗折蛇行し、少し進むたびに景色が変わった。
- 上空から見ると、その川は谷間を斗折蛇行して海へ向かっていた。
- 古い城下町の路地は斗折蛇行していて、初めて来た人は迷いやすい。
- 渓流が斗折蛇行する地点には、奇岩や深い淵が多く見られる。
- 計画は何度も修正され、斗折蛇行の末にようやく実現した。
類義語
- 蜿蜒曲折
- 紆余曲折
- 曲折蛇行
- うねうねと曲がる
- 蛇行する
対義語
- 一直線
- 直線的
- 直進
- 直線道路