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斉家治国

読み方

せいか ちこく

意味

家庭や身近な共同体をきちんと整え、そのうえで国をよく治めること。転じて、政治や組織運営は、まず自分の足元や身内を正すことから始まるという考えを表す。

由来

中国の儒教経典『大学』に由来する。『大学』はもとは『礼記』の一篇で、成立時期は諸説あるが、戦国時代末期から前漢ごろ(紀元前3〜前1世紀ごろ)とされることが多い。「欲治其国者、先斉其家」などの句から生まれた語で、「斉」は「ととのえる」の意。

備考

儒教的な政治倫理を背景に持つ語。現代では政治だけでなく、経営・組織運営・自己管理の文脈でも使われる。やや硬く、教訓的な響きがある。

例文

  • 新市長は、斉家治国の精神で、まず市役所内部の不正をただすと宣言した。
  • 大きな改革を語る前に、斉家治国として自分の部署の問題を解決すべきだ。
  • 祖父は斉家治国を重んじ、家庭での礼儀や責任感が社会での信頼につながると教えた。
  • 国政を担う者には、斉家治国という言葉のとおり、身近な人々を大切にする姿勢も求められる。
  • 社長は斉家治国を座右の銘とし、会社の発展にはまず社内の規律と信頼関係が必要だと考えている。

類義語

  • 修身斉家
  • 治国平天下
  • 修身斉家治国平天下
  • 経国済民
  • 内修外治

対義語

  • 内憂外患
  • 家庭不和
  • 国政混乱

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