文武百官
読み方
ぶんぶ ひゃっかん意味
文官と武官を含む、朝廷・政府に仕えるすべての役人のこと。特に古代・中世の王朝や宮廷で、君主や天皇に仕える大小さまざまな官吏・臣下を総称していう語。由来
「文武」は文官と武官、「百官」は多くの官職・すべての役人を表す漢語。中国古代の官制観念に由来するが、成語としての成立年代は不詳。日本では律令制の整った奈良時代以降、朝廷の官人全体を指す語として漢文調の記録・歴史叙述で用いられた。備考
日常会話ではほとんど使われず、歴史・漢文調・儀式的な文脈に多い。現代の会社員や公務員全般を指す語としては大げさで古風。例文
- 新帝の即位式には、文武百官が威儀を正して参列した。
- 勅命が下ると、文武百官はただちに宮中へ集められた。
- その王は文武百官の意見を聞き、慎重に政務を進めた。
- 歴史書には、文武百官が列をなして天子を迎えたと記されている。
- 宮廷の儀式では、文武百官の席次まで厳格に定められていた。
類義語
- 百官
- 百官有司
- 群臣百官
- 文武官僚
- 満朝百官
対義語
- 庶民
- 平民
- 民百姓
- 黎民百姓