文武兼備
読み方
ぶんぶ けんび意味
学問・教養などの「文」と、武芸・スポーツ・実行力などの「武」の両方を兼ね備えていること。知性と行動力、または文事と武事のどちらにも優れている人物や状態をほめていう表現。由来
「文」は学問・教養・政治などの文事、「武」は武芸・軍事・勇ましさを表し、「兼備」は二つ以上のものをあわせ備える意。特定の初出・成立年は不詳だが、文徳と武功の両立を理想とする古代中国以来の思想を背景に、漢語表現として日本でも用いられるようになった。備考
人物をほめる硬めの語。現代では「武」を必ずしも武芸に限らず、スポーツ能力・行動力・統率力など広く解釈して使うことが多い。例文
- 彼は剣道部の主将で成績も学年トップという、まさに文武兼備の生徒だ。
- 新しい監督には、戦術を理解する知性と選手を率いる胆力を持つ文武兼備の人物が求められている。
- その武将は和歌にも通じ、戦場でも勇名をはせたため、後世に文武兼備の名将と称された。
- 文武兼備を校訓に掲げるこの学校では、勉強だけでなく部活動や礼儀作法にも力を入れている。
- 彼女は研究者として優秀なだけでなく、登山家としても実績があり、文武兼備という言葉がよく似合う。
類義語
- 文武両道
- 文武兼資
- 文武不岐
- 才色兼備
対義語
- 文弱
- 武辺一辺倒
- 偏知偏勇