教学相長
読み方
きょうがく あい ちょうず意味
教えることと学ぶことは互いに作用し合い、ともに成長を促すという意味。人に教えることで自分の理解も深まり、学ぶ側からの疑問や反応によって教える側も向上する、という教育上の相互成長を表す。由来
中国古代の儒教経典『礼記』の「学記」にある「是故学然後知不足、教然後知困。知不足然後能自反也、知困然後能自強也。故曰教学相長也」に由来する。成立は戦国時代末期から前漢初期ごろ(紀元前3〜2世紀ごろ)とされる。備考
教育・研修・師弟関係で用いられるやや硬い表現。「教える者が一方的に上」という発想ではなく、相互に高め合う点を強調する。例文
- 新人に業務を教えるうちに、自分の理解の浅い部分にも気づき、まさに教学相長を実感した。
- ゼミでは学生の鋭い質問が教師の研究を深めることも多く、教学相長の場になっている。
- 先輩と後輩が互いに学び合うこの制度は、教学相長の精神に基づいて設計された。
- 子どもに説明するために調べ直したことで、親である私も多くを学び、教学相長とはこのことだと思った。
- オンライン勉強会では参加者全員が発表と質問を重ね、教学相長の関係を築いている。
類義語
- 相互啓発
- 切磋琢磨
- 師弟共育
- 共学共育
- 半教半学
対義語
- 独学独善
- 一方通行
- 独善主義