救国済民
読み方
きゅうこく さいみん意味
国の危機や混乱を救い、苦しむ民衆を助けること。政治家・思想家・指導者などが、国家の存続や社会の安定を図りながら、人々の生活を救済しようとする志や行動を表す。由来
「救国」は国難から国を救うこと、「済民」は民を救済すること。「済」は水を渡す意から転じて「救う」の意を持つ。中国古典由来の政治思想的語彙を組み合わせた表現で、四字句としての初出年代は不詳。日本では漢文調の政治・思想語として用いられ、特に明治期以降の国家論・社会改革論の文脈でも見られる。備考
硬い漢語表現で、日常会話より政治・思想・歴史叙述に多い。理想主義的・使命感の強い響きがあり、人物評価や理念の説明に用いられる。例文
- 彼は救国済民の志を抱き、荒廃した地域の復興に尽力した。
- 救国済民を掲げるなら、まず弱い立場の人々の生活を守る政策が必要だ。
- その思想家の著作には、混乱する国家を立て直そうとする救国済民の精神が貫かれている。
- 災害後の混乱の中で、知事は救国済民の覚悟で復旧計画を進めた。
- 単なる権力欲ではなく、救国済民の理念が彼の政治活動を支えていた。
類義語
- 経世済民
- 救世済民
- 救民済世
- 救世救民
- 憂国愛民
対義語
- 亡国殃民
- 禍国殃民
- 亡国害民