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放蕩無頼

読み方

ほうとう ぶらい

意味

酒色・賭博・遊興などにふけって身を持ち崩し、定職や社会的な規範に従わず、素行が悪いこと。また、そのような生活態度や人物をいう。単なる「遊び好き」よりも、道徳的にだらしなく、周囲に迷惑をかけるような否定的意味合いが強い。

由来

「放蕩」は中国古典由来の語で、思うままにふるまい遊びにふけることを表す。「無頼」はもと「頼るものがない」の意から、のちに無法者・ならず者の意になった。二語を重ねた「放蕩無頼」としての成立時期は未詳だが、日本では近世後期から明治期以降の文章語・文学語として用例が広まったと考えられる。

備考

強い非難を含む硬い表現で、日常会話より文学・評論・人物評で使われる。人に直接用いると侮辱的になりやすい。

例文

  • 若いころの彼は放蕩無頼の日々を送り、家財をほとんど使い果たした。
  • その小説には、放蕩無頼の生活から立ち直ろうとする青年が描かれている。
  • 名家の跡取りでありながら、彼は放蕩無頼にふけって親族を失望させた。
  • 放蕩無頼の友人たちと縁を切ってから、彼女の生活は少しずつ安定した。
  • 祖父は昔の放蕩無頼を深く悔い、晩年は地域のために尽くした。

類義語

  • 放埒無頼
  • 放蕩不羈
  • 放縦不羈
  • 遊蕩三昧
  • 酒色放蕩

対義語

  • 品行方正
  • 謹厳実直
  • 清廉潔白
  • 質実剛健

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