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掘井及泉

読み方

くっせい きゅうせん

意味

井戸を掘るなら泉(水脈)に届くまで掘り続けるという意味から、物事を成し遂げるには、途中で投げ出さず目的に到達するまで努力を続けなければならないという教え。あと少しであっても、達成前にやめれば成果は得られないという戒めを含む。

由来

中国の古典『孟子』尽心上に見える「井を掘ること九仞にして泉に及ばざれば、なお棄井となすがごとし」という趣旨に基づく語。『孟子』は戦国時代末期、紀元前4〜3世紀ごろに成立したとされる。深く掘っても水に届かなければ井戸として役立たない、という比喩から生まれた。

備考

日常会話ではかなり硬い表現。訓読的な意味を背景に持つため、文章・スピーチ・教育的文脈で「掘井及泉の精神」のように使われやすい。

例文

  • 研究は成果が出るまで長い時間がかかるが、掘井及泉の覚悟で続けたい。
  • 彼女は何度失敗しても諦めず、掘井及泉の精神で資格試験に合格した。
  • 新規事業は最初の数年が苦しいからこそ、掘井及泉の姿勢が求められる。
  • あと一歩のところでやめてしまっては意味がない。掘井及泉を胸に、最後までやり抜こう。
  • 師は弟子たちに、学問には掘井及泉の努力が必要だと説いた。

類義語

  • 初志貫徹
  • 不撓不屈
  • 百折不撓
  • 堅忍不抜
  • 継続は力なり

対義語

  • 中途半端
  • 半途而廃
  • 浅嘗輒止
  • 三日坊主

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