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指呼之間

読み方

しこ の かん

意味

指さして呼べば声が届くほど近い距離のこと。転じて、物理的に非常に近い場所や、目標・到達点がすぐ目前にある状態をいう。日常語では「目と鼻の先」「すぐ近く」に近い意味。

由来

中国古典語の表現「指呼之間」に由来するとされるが、特定の出典や成立年は不詳。「指呼」は指さして呼ぶこと、「之間」はその範囲・距離を表し、指さして呼べるほどの近さを意味する。日本では漢文訓読の語法を背景に、「指呼の間」としても用いられてきた。

備考

文章語・漢語調の表現で、会話では「すぐ近く」「目と鼻の先」の方が自然。「指呼の間」と仮名交じりで書かれることも多い。

例文

  • 展望台に立つと、対岸の灯台が指呼之間にあるように見えた。
  • 本社と研究所は指呼之間にあり、打ち合わせのたびに移動の負担が少ない。
  • 山小屋まであと少し、目的地はもう指呼之間だ。
  • 古い城下町では、寺も商家も役所跡も指呼之間に集まっている。
  • 優勝は指呼之間と思われたが、最後の試合で思わぬ逆転を許した。

類義語

  • 一衣帯水
  • 咫尺之間
  • 目と鼻の先
  • すぐ近く
  • 至近距離

対義語

  • 千里迢迢
  • 天涯海角
  • 雲泥万里
  • 遠隔万里

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