才徳兼備
読み方
さいとく けんび意味
すぐれた才能・知識や能力と、正しい人格・徳望の両方を兼ね備えていること。単に頭がよい、仕事ができるだけでなく、人柄や道徳性も立派である人物をほめるときに用いる。由来
「才徳」は才能と徳行、「兼備」は二つ以上のものをあわせ持つことを表す漢語。中国古典由来の語構成をもとにした四字熟語だが、特定の故事や初出文献・成立年は不詳。日本では漢文訓読・儒教的教養が重んじられた近世以降、とくに教育・人物評の文脈で用いられてきた語と考えられる。備考
人物を高く評価する格式ある表現。日常会話より文章・挨拶・人物紹介で使われやすい。「才色兼備」は才能と容姿を指すため意味が異なる。例文
- 彼は判断力にも人望にも優れた、まさに才徳兼備の指導者だ。
- 新しい校長には、学識だけでなく温かな人柄もある才徳兼備の人物が選ばれた。
- 才徳兼備を理想とするなら、知識を増やすだけでなく、他者への思いやりも磨く必要がある。
- その候補者は若くして実績を上げ、誠実さでも評価される才徳兼備の人材である。
- 歴史上の名君として語られる彼は、政治的才能と高い徳をあわせ持つ才徳兼備の人物だった。
類義語
- 徳才兼備
- 知徳兼備
- 才学兼備
- 文武両道
対義語
- 不才不徳
- 無才無徳
- 才徳に欠ける
- 徳才に乏しい