懲前毖後
読み方
ちょうぜん ひご意味
過去の失敗や過ちを深く反省し、それを戒めとして、将来同じ失敗をしないよう慎重に備えること。失敗を単なる後悔で終わらせず、今後の行動の教訓にするという意味。由来
中国最古の詩集『詩経』周頌・小毖の「予其懲而毖後患(われそれ懲りて後患を毖まん)」に由来する。『詩経』は主に西周から春秋時代の詩を集め、春秋時代頃(紀元前6世紀頃)までに編纂されたとされる。備考
文章語・改まった場面で使われることが多い。日常会話では「失敗を教訓にする」「同じ過ちを繰り返さない」と言い換えると自然。例文
- 今回の情報漏えいを重く受け止め、会社全体で懲前毖後の姿勢を徹底する。
- 受験に失敗した経験を懲前毖後として、彼は勉強計画を一から見直した。
- 災害対応の遅れを教訓に、自治体は懲前毖後の観点から避難体制を整備した。
- 同じミスを繰り返さないためにも、懲前毖後の精神で原因を分析すべきだ。
- 監督は敗戦後、選手たちに懲前毖後を説き、次の試合への準備を促した。
類義語
- 前車之鑑
- 殷鑑不遠
- 前車の覆るは後車の戒め
- 失敗は成功の母
対義語
- 同じ轍を踏む
- 過ちを繰り返す
- 懲りずに繰り返す