慎小謹微
読み方
しんしょう きんび意味
非常に用心深く、細かなことにまで気を配って慎重にふるまうこと。よい意味では注意深く堅実であることを表すが、文脈によっては、気が小さく些細なことを恐れて思い切った行動ができないさまを含む。由来
「小」は小さな事柄、「微」はごくわずかな兆しを指し、「慎」「謹」はどちらもつつしみ用心する意。中国古典に由来する語で、類形の「謹小慎微」は前漢の思想書『淮南子』人間訓(紀元前2世紀ごろ成立)に見える「聖人は小を敬し微を慎む」という発想と関係があるとされる。正確な成語化の時期は不詳。備考
「謹小慎微」と同義・類形。ほめ言葉にも批判にもなり得るため、文脈に注意。日常会話より文章語・評論調で用いられることが多い。例文
- 彼は慎小謹微な性格なので、契約書の句読点まで確認してから署名した。
- 研究では慎小謹微であることが、思わぬ実験ミスを防ぐ助けになる。
- 新規事業には大胆さも必要だが、資金管理だけは慎小謹微に進めるべきだ。
- 上司は慎小謹微すぎて、些細な仕様変更にも何度も会議を開く。
- 医療現場では、慎小謹微な確認作業が患者の安全を守っている。
類義語
- 謹小慎微
- 小心翼翼
- 用意周到
- 周到綿密
- 細心注意
対義語
- 大胆不敵
- 豪放磊落
- 放胆不羈
- 粗枝大葉