意気自得
読み方
いき じとく意味
物事が自分の思いどおりに運び、満足して得意になること。自分の考えや能力に自信を持ち、満ち足りた気分でいるさまを表す。単なる喜びよりも、「うまくいって誇らしい」という気持ちが含まれる。由来
「意気」は気持ち・気概、「自得」は自分で会得すること、または自分で満足することを表す漢語。中国古典に由来する語構成と考えられるが、「意気自得」という四字熟語としての明確な初出・成立年代は不詳。日本では近世以降の漢文訓読・漢語表現の流れの中で、得意で満足した心持ちを表す語として用いられるようになったとみられる。備考
やや硬い文章語。日常会話では「得意げ」「満足そう」などが自然。自慢げに見える文脈では、少し皮肉を含んで使われることもある。例文
- 難関の交渉をまとめた彼は、意気自得の面持ちで会議室を出てきた。
- 長年の研究が評価され、教授は意気自得として講演に臨んだ。
- 初めての大会で優勝したチームは、意気自得の様子で表彰台に上がった。
- 企画が社長に採用され、彼女は意気自得の笑みを浮かべていた。
- 彼は答案の出来に自信があったのか、試験後も意気自得たる態度を崩さなかった。
類義語
- 得意満面
- 意気揚々
- 揚揚自得
- 自信満々
- 志得意満
対義語
- 意気消沈
- 意気阻喪
- 失意落胆
- 灰心喪気