意気索然
読み方
いき さくぜん意味
気力や意欲がすっかり失われ、しょんぼりして元気のないさま。期待が外れたり、失敗したりして、心が沈み、張り合いをなくしている状態を表す。由来
「意気」は気力・気概、「索然」は漢語で、物寂しい、味気ない、勢いが尽きたようなさまをいう。特定の故事に基づく語ではなく、漢籍由来の語彙を組み合わせた表現と考えられる。成立時期は不詳だが、日本では近世以降の漢文訓読・漢語表現の流れで用いられ、近代の文章語にも見られる。備考
やや硬い文章語で、日常会話では「がっかりする」「しょんぼりする」の方が自然。似た形の「興味索然」は「興味が失われる」の意で、対象が少し異なる。例文
- 第一志望の大学に落ちたと聞いて、彼は意気索然として部屋にこもってしまった。
- 大きな商談が破談になり、チーム全体が意気索然とした雰囲気に包まれた。
- 応援していた選手が序盤で敗退し、観客は意気索然として会場を後にした。
- 何度提案しても却下され、彼女は意気索然たる面持ちで席に戻った。
- 期待していた旅行が台風で中止になり、子どもたちは意気索然としていた。
類義語
- 意気消沈
- 意気阻喪
- 失望落胆
- 垂頭喪気
- 青菜に塩
対義語
- 意気軒昂
- 意気揚揚
- 元気溌剌
- 気炎万丈