意外千万
読み方
いがい せんばん意味
物事が予想や常識から大きく外れていて、非常に思いがけないさま。単に「意外だ」というより、「まったく意外だ」「予想外も甚だしい」という強い驚きや当惑を表す。由来
「意外」は「思いのほか・予想の外」を表す漢語、「千万」は本来「千と万」、転じて数の多さから程度の甚だしさを表す接尾語。両者を合わせて「非常に意外」という意味になった。成立時期・初出は不詳だが、「迷惑千万」「笑止千万」などと同様、近世から近代にかけて文章語として定着したと考えられる。備考
やや古風で硬い表現。日常会話では「意外すぎる」「想定外だ」のほうが自然な場合が多い。「千万」は強調を表し、数量の一千万とは関係しない。例文
- あの慎重な部長が即決したのは、意外千万だった。
- 優勝候補が初戦で敗れるとは、意外千万の結果だ。
- 普段は無口な彼女が会議で最も鋭い意見を述べたので、意外千万に感じた。
- 彼が会社を辞めて農業を始めると聞き、同僚たちは意外千万だと驚いた。
- 長年敵対していた二社が提携を発表するとは、業界にとって意外千万の知らせだった。
類義語
- 意外至極
- 予想外
- 思いがけない
- 想定外
- 寝耳に水
- 青天の霹靂
対義語
- 予想通り
- 当然至極
- 順当
- 案の定
- 想定内