意中之人
読み方
いちゅう の ひと意味
心の中でひそかに思い定めている相手、特に恋愛感情を抱いている相手を指す言葉。まだ告白していない相手や、結婚・交際の候補として心に決めている人について用いられることが多い。由来
「意中」は「心の中、考えの内側」を意味する漢語で、「之」は古典中国語で「の」に当たる助字。「意中之人」は「心の中にいる人」という漢文調の表現で、日本では一般に「意中の人」と書かれる。中国語の「意中人」に由来する表現と考えられるが、特定の出典や成立年は不詳。日本での定着時期も厳密には不明だが、近代以降の文章語・恋愛語として広く見られる。備考
日常では「意中の人」と仮名交じりで書くのが普通。「之」を用いる形は漢文調で硬く、題名・見出し・創作表現に向く。例文
- 彼女には学生時代からずっと意中之人がいるらしい。
- 面接では、会社側がすでに意中之人を決めているように感じた。
- 友人に背中を押され、彼はついに意中之人へ気持ちを伝えた。
- その物語は、身分違いの意中之人を思い続ける青年の恋を描いている。
- 誰が意中之人なのか、彼女は最後まで明かさなかった。
類義語
- 意中の人
- 想い人
- 好きな人
- 本命
- 心に決めた人
- 恋慕の相手
対義語
- 意中にない人
- 対象外の人
- 眼中にない人