悲願達成
読み方
ひがん たっせい意味
長い間、強く願い続けてきた望みや目標を、ついに実現すること。特に、長年かなわなかった優勝・合格・勝利・事業の成功などが実現した場合に用いられる。由来
「悲願」はもともと仏教語で、仏や菩薩が衆生を救おうとして立てる慈悲の願いを指す語である。仏教伝来後、奈良時代頃から漢訳仏典の語として日本でも用いられた。のちに「どうしても実現したい切実な願い」という一般的意味に広がり、「達成」と結びついて「悲願達成」と言うようになった。四字の成句としての成立時期は明確ではないが、近現代、とくにスポーツ報道や政治・社会の記事で広く用いられるようになった。備考
スポーツ、選挙、受験、地域振興などでよく使われる。単なる小さな成功より、長年の努力や苦難を経た達成に用いると自然。例文
- チームは創部以来初めて全国大会で優勝し、ついに悲願達成を果たした。
- 長年研究してきた新薬が承認され、研究者たちは悲願達成に涙した。
- 地元住民の悲願達成となる新駅の開業が、来春に予定されている。
- 彼は三度目の挑戦で司法試験に合格し、家族とともに悲願達成を喜んだ。
- 悲願達成の瞬間、スタジアム全体が大きな歓声に包まれた。
類義語
- 宿願成就
- 念願成就
- 本懐を遂げる
- 大願成就
- 目標達成
対義語
- 悲願未達
- 目標未達
- 夢破れる
- 断念
- 挫折