恵風和暢
読み方
けいふう わちょう意味
春の穏やかな風が心地よく吹き、のどかでなごやかな気分になること。転じて、気候がよく、物事や場の雰囲気が平和で調和しているさまを表す。由来
中国・東晋の書家、王羲之が永和9年(353年)に著した「蘭亭序」の一節「天朗気清、恵風和暢」に由来する。「恵風」は万物を育むようなやわらかな風、「和暢」は穏やかにのびのびとしていることをいう。備考
漢詩文的で格調高い表現。日常会話よりも、挨拶文・書道作品・式辞・文学的描写で用いられることが多い。例文
- 恵風和暢の春の日、家族で川沿いを散歩した。
- 庭の梅がほころび、まさに恵風和暢という趣であった。
- 式典は恵風和暢の空の下、和やかに進められた。
- 新しい職場は人間関係もよく、恵風和暢の雰囲気に満ちている。
- 旅先で迎えた朝は恵風和暢で、心まで軽くなった。
類義語
- 和風駘蕩
- 春和景明
- 風和日麗
- 天朗気清
対義語
- 寒風凛冽
- 疾風怒濤
- 風雨凄凄
- 天候不順