怠惰放逸
読み方
たいだ ほういつ意味
怠けて努力や仕事をせず、規律や節度を失って気ままにふるまうこと。学業・職務・生活態度などがだらしなく、欲望や安楽に流されている状態を批判的に表す語。由来
「怠惰」はなまけて務めを怠ること、「放逸」は心や行いを抑えず勝手気ままにふるまうことを表す漢語で、同義に近い語を重ねて意味を強めた成句。特定の古典出典や成立年は不明。漢籍・仏教語系の漢語として古くから用いられ、近世以降の道徳的・訓戒的文脈で定着したと考えられる。備考
日常会話ではやや硬く、説教・批評・文章語で使われることが多い。人を強く非難する響きがあるため、直接相手に用いる際は注意。例文
- 若いころの怠惰放逸な生活を反省し、彼は毎朝六時に起きて勉強するようになった。
- 会社の資金を私的に使い、勤務も怠るような怠惰放逸は到底許されない。
- 怠惰放逸に流されれば、才能があっても大きな成果を残すことは難しい。
- 祖父は、怠惰放逸を戒め、毎日の小さな努力を大切にせよと私に教えた。
- 彼の成績不振は能力不足ではなく、夜遊びと欠席を重ねた怠惰放逸の結果だった。
類義語
- 遊惰放逸
- 放蕩無頼
- 怠惰懶惰
- 無為徒食
対義語
- 勤勉実直
- 刻苦勉励
- 精励恪勤
- 質実剛健